テレクラとサクラの関連性

まず最初に

『テレクラ』と言われても、いまいちぴんとこない方は多いでしょう。特に十代、二十代の方はさっぱり分からないのではないでしょうか。テレクラというのは八十年代から九十年代半ばにかけて最盛期を誇った風俗店形態の総称です。内容としては、女性から電話がかかってきて、気に入った相手が見付かれば実際に会うという流れになっていました。店舗は狭く、あるのは電話機のみであるという一見風変りな営業形態でしたが、電話を利用する風俗というのが時代に合っていたのか、この風俗形態は驚異的な勢いで流行したのです。しかし、風営法の改正や、インターネットを利用した出会い系サイトの出現により、現在では店舗、利用者共に、減少傾向にあります。

サクラとの関連性

さて、本題の『サクラ』との関連性ですが、結論から言ってしまえば、サクラとテレクラは切っても切り離せない関係にあると言えるでしょう。何故なら、サクラが存在しなければテレクラは営業が困難になってしまうからです。これは何も現在だけに限った事ではなく、九十年代から――いいえ、もしかしたら、テレクラが登場し始めた八十年代から続いている暗黙の了解のようなものです。

サクラ、サクラと書いていますが、『サクラ』が分からないという方もいらっしゃる筈ですね。サクラというのは、一般利用者を装った業者側の人間、つまりは『やらせ』を行う人々の事です。このサクラが何故テレクラの営業に関わっているのか、それは女性利用者の極端な少なさに関連しています。風俗店と言えど、現在で言う出会い系サイトのようなものであったテレクラは、基本的に女性の利用者が少なかったのです。しかし、それでは男性をメインターゲットとした風俗店として営業が成り立ちません。そこで業者達は実際に会ったりはせず、会話のみで男性をテレクラに引き止めておけるサクラを使うようになったのです。男性側はそのサクラに釣られてテレクラを頻繁に利用するようになり、結果としては業者側の目論見通りになったと言えます。むしろ、サクラと分かっていながらも利用する方も居たのではないでしょうか。

最後に

現在ではすっかり廃れてしまったテレクラですが、繁華街や人通りの多い駅前などには未だ根強く残っていたりします。それだけ固定客が多いという事なのでしょう。勿論、皆サクラが居ると理解した上での利用者ばかりでしょう。サクラがどのようなものなのか知りたいという方は、試しに行ってみると良いと思います。直ぐに会えるでしょうから。